カテゴリ:徒然( 111 )

おめでとうございます。

今年も宜しくお願いいたします。



休み中に読みたい本は色々あったのですが、

結局薄い本(新書)を2冊しか読めませんでした。。。

感想を。


「偽善の医療」 (新潮新書)  里見 清一 (著)

読みかけだったのを暮れの飲み会で思い出して、全部読んでみました。
うなづける所はありますが、未熟者の自分にはまだ全て理解できません。

医療従事者とその他の人々との間の「常識の差」がテーマかと思いました。
医療従事者以外の方に訴える本としては、とても分かり易く素晴らしいと思います。
こういう情報開示は必要だと思います。
しかし、医療従事者が「そうそう!」と読むのはちょっと・・・と感じました。
自慰行為的というか何と言うか。
そんなの当たり前で、そこからどうやって一歩踏み出すかを創意工夫したい所です。
この本も、そういう一歩なのだろうと思いますから。

そういえば研修医の頃、ある患者さんから、
「先生は医者じゃなくて、普通の社会人としてもやっていけるよ」
と言って頂いたことがありました。
その頃は本学の体育会系部活(様々な学部生と一緒の部活で、上下関係が異常に厳しい!)
をしていた直後で、センパイに接するような態度で患者さんに接していたからだと思います。
当時は単純に嬉しかったのですが、今思うと少し微妙です。
「大半の医者は一般社会では生きていけない」と言う事ですよね。
はたして今の自分は、医療関係以外の一般社会で生きていけるだろうか?
もし自分が現在の職を失った時、どうやって生きて行こうか?
そんな事を思い出し、考えてしまいました。

しかし、「偽善」ってどう定義したものでしょうか?
そして、「偽善」以外の善行って、本当に人間にできるのでしょうか・・・?



伝える力 (PHPビジネス新書) 池上 彰 (著)

子供ニュースの池上氏の本。
とても分かり易かったです。
あっという間に読んでしまいました。
ただ、テクニカルなアドバイスが欲しかった。



今年も本は出来るだけ読みたいと思っていますが、
その前に「論文を書け」という年賀状が数通届いてしまいましたので、
あまり読めそうにもありません。。。

何はともあれ、今年も自分なりに楽しみたいと思います。
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by tobbyK | 2010-01-02 23:59 | 徒然

本日で2009年も終わりですね。

ブログを見て頂いている皆様、今年も本当にありがとうございました。
いつも内容にまとまりが無く、スミマセン。


私は現在九州に短い帰省中です。
義父とゴルフしたり(ゴルフ自体が4年半ぶり)、
以前の職場(I塚病院)で回診について見学したり、
毎日飲み会だったりと、
筋肉も脳も内臓も使い果たした感じになっています。
ゆえに、本日はゆっくり過ごすことにしています。


今年できた事、できなかった事をゆっくり振り返って、
来年の目標を新たに立ててみます。
いつも目標はかなり多目に立てて、6割達成で合格という事にしています。
それでも大体は達成しなくて、
「何とか生きていればそれでいいか」となりますが。
今年もそんな感じです。


来年度は関東方面に異動の予定です。
その異動先は、以前、
東京の病院で担当していた患者さんがお住まいだったので、
退院後にお見舞いに行ったことのある土地でした。
その方は、人生の先輩としてとても尊敬できる方で、
私に洋書の教科書も送ってくださいました。
長いお付き合いの後、
もうご本人にお会いできなくなってしまったある日、
ご家族と道端でバッタリ再会しました。

「あの人が会わせてくれたんでしょうね」

と、ご家族がおっしゃられた事が今も印象に残っています。
今回の異動もきっと、その方に呼ばれたんだろうと思います。
楽しみです。



来年もガンバリマス。
またよろしくお願いいたします。
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by tobbyK | 2009-12-31 16:58 | 徒然

昨日は「暮れのナニワの風物詩(らしい)」、"びまん性肺疾患フォーラム"に参加してきました。
テーマはNSIPで、概念~病理~画像~治療まで、世界と日本の現状を網羅した内容でした。
とても勉強になりました。
一臨床家として、疾患に向き合う姿勢をきちんと決めておかないといけないと思いました。

「臨床(C)-放射線(R)-病理(P) diagnosis」ってよく言われますが、
市中病院や大半の大学病院の実地臨床では「C」の意見に偏り、
研究会・スタディ・論文上は「R・P」の意見に偏っている現状があると思います。
診療の出発点で診断・分類しようとするから無理が出るんだろうと考えています。
自称「C」としては、患者さんの"経過/予後"に視点を置いて検討したいと思っています。
今後の自分の重要課題とします。

ATSの"idopathic NSIP"プロジェクトの裏話も聞けて、
色々な意味で「そんなもんか~」と思いました。
教育講演の、「骨性胸郭」の話も勉強になりました。

フォーラム終了後は演者・座長の先生方と打ち上げへ。
色々なお話を伺えて、また新しい出会いもあり、
今後の臨床・研究に広がりが出来ました。
ちょっとワクワクしています。



本日は午後から、
去年にひきつづいて梅田スカイビルのドイツクリスマスマーケットへ。
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風が強くて結構寒いのに、子供って元気ですね。。。
ドイツ製の古いメリーゴーランドが渋くていい感じなのと(結構回転速度は速い)、
ドイツ人と英語で会話するのがなかなか楽しいイベントです。

最近風邪気味だったので、
寒さに負けないように、
ご無沙汰しているブートキャンプにも復帰したい・・・
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by tobbyK | 2009-12-20 17:04 | 徒然
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                  ミルウォーキー郊外の集合住宅

昨夜はミルウォーキー在住のセンパイの家にお邪魔しました。
はるばるシカゴまで車で迎えに来て頂いて、ありがとうございました。
鍋、とても美味しかったです。
昔話に花が咲いて、表情筋と腹直筋が鍛えられました。
本当に楽しかったです。

車で駅まで送っていただき、特急列車でシカゴへ。
乗り心地は結構良く、電源まで各シートに完備されていて驚く。
リンパ系の教科書を読んだり、
原稿を書いたりしていたらあっという間に到着。

学会会場付近で、クリスマスマーケットがあっていました。
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明日は帰国。
こちらに来てから学問的な内容がないな・・・
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by tobbyK | 2009-12-04 12:31 | 徒然
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先ほど発表が終わりました。
今年はポスターセッションだったので、
去年のoral presentationほど緊張しませんでした。
数人から質問がありましたが、
英語でのやりとりも、ゆっくり時間をかければ何とか伝わるので、
楽しかったです。
やっぱりポスターはいいなぁ・・・
(4月に米国でちょっと大きなoral presentationを抱えているので、少しブルーになる)

そして、何と隣の発表者(日本人)が学生時代にテニスで対戦した相手でした!
九州のテニス人間同士がシカゴで偶然出会うとは・・・
おかげで、楽しいセッションになりました。

その後シカゴ在住のセンパイにまたまたホテルまで送っていただきました。
毎日スミマセン!本当にありがとうございます。

さぁ、これからミルウォーキー。
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by tobbyK | 2009-12-03 06:14 | 徒然
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                       ミシガン湖の日の出


朝、センパイにご自宅からホテルまで送って頂き(ありがとうございました!)、
その後少しダラっとしてから学会会場へ。

いくつかのセッションを見るが、今いち「ガツン」と来ない。
最新の機器や方法を使った発表については、「so what ?(外人風)」と思ってしまう。
確かに、遠い未来には役に立つかもしれないけれど。。。
自分が現世利益を求めすぎる傾向にあるのだろうか(無宗教ですが、それゆえか?)。
でも、世界中で最新の検査が出来る日は絶対に来ないので、
もっと日常の中で見落とされている事に目を向けたくなってしまうサガなのです。
あと、米国の放射線科医は専門性が高すぎる故か、
臨床に関する理解度がちょっと低い気がしました。
まあこれは、放射線学会に参加する自分(自称呼吸器科医)の方がお門違いなんでしょうけれど。

明日は自分のセッションがあります。
その後、ミルウォーキー在住の別のセンパイのお家にお邪魔する予定。
楽しみです。
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by tobbyK | 2009-12-02 12:29 | 徒然

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            スーラ 「グランド・ジャット島の日曜日の午後」
 

本日は、シカゴ在住のセンパイのお家にお邪魔させて頂きました。
去年全くしなかった市内観光の案内をしてもらい、感動しました。
シカゴ美術館は、何時間居ても飽きないです。
あのスーラの点描画の名作「グランド・ジャット島の日曜日の午後」の本物を見て、
教科書の記述にあるように、
何となくサルコイドーシスの粒状影に似ている(のかなぁ?)と思いました。

お昼も夕食もおごって頂き、とても美味しかったです。
ちょっと熱くてディープな話も色々と・・・
とても面白かったです。
お子さんもとっても可愛くて、
シカゴの公立保育園にも行かせて頂き、
社会勉強にもなりました。

何より、本当に明るくて素敵なご家庭で、
我が家もこうありたいと思いました(自分を反省・・・)。

本当にありがとうございました。
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by tobbyK | 2009-12-01 19:46 | 徒然
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                      冬のミシガン湖

昨日とはうって変わって寒くなりました。
朝は雷鳴が轟いてたし・・・まあ、それでも去年よりはマシ。

本日は会場をうろうろして、
午後からは肺気腫と気管支のCT画像に関する講演を聴きました。
内容はちょっと期待はずれで、知っている事が多かったため、
時差ぼけもあり最後はウトウトしてしまいました。

残りの時間は溜まっている仕事を少しずつこなし、
その後目上の先生とディナーへ。
アメリカサイズのビーフを食べ、お腹いっぱいに。
これからまたホテルで仕事再開の予定。

今回は胸部とemergency radiologyを中心に学ぼうと思っています。
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by tobbyK | 2009-11-30 13:09 | 徒然

11時間のフライトを経て、やっと到着。
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去年と違って今年は暖かく、全く別の街に見えます(良い意味で)。

機内で、やっと「チェ 28歳の革命」のDVDを見ることが出来ました(買ってから半年以上ほったらかしにしていた)。とにかくリアルで(主役のベニチオ・デル・トロがゲバラそっくり!)、ゲバラやカストロの情熱が伝わってきました。後半の「39歳 別れの手紙」は帰りに見ようと思っています。

それ以外の時間は、「Lymphatics, Lymph and Lymphoid Tissue」を1ページ目から熟読。1956年の2nd editionで半世紀前の古い本なのですが、目からウロコがボロボロ落ちました。リンパ系はきちんと勉強する機会が無いですので、この旅の間にある程度修めようと思っています。
せにゃならん仕事は山積みですが・・・

明日からは学会です。
気になる発表をチェックせねば。
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by tobbyK | 2009-11-29 11:51 | 徒然

~「浦安」の由来~ 

初代浦安村村長である新井甚佐衛門が「浦(海)やすかれ」と言ったのと、心安らかにという願いが込められたものとされる。
日本書紀第3巻神武記の一節に「昔、伊弉諾尊(イザナギノミコト)この国を名づけて曰く、日本は浦安の国」と記されている。また、浦安は日本(大和)の古称・美称である。 
                          (Wikipediaより)


本日は千葉県浦安市に来ています。
妻の友人の結婚式があり、その間子供の面倒を見るためです。
本日は寒く、小雨もぱらついてきました。
「浦やすし」って感じではありません。

ディズニーランドにも生まれて初めて行きました。
エレクトリカルパレードは綺麗でしたが・・・
やはり仕事をしている方が楽しいと思いました。
娘は楽しそうでしたが。


ところで、ベストセラーの「生物と無生物の間」で有名な、
福岡伸一氏の対談をたまたま見ました。
ルドルフ・シェーンハイマーの「動的平衡」の話で、
鴨長明の「方丈記」の一節が出てきたりして、話が上手いなぁと感じました。

私たちの身体は、全体的には毎日同じようでも、
分子レベルでは常に入れ替わっています。
家族、会社、地域、国・・・世界も同じだと思いました。

と、言う事は、目の前の仕事が片付いたように見えても、
また新しい仕事が増えるだけなんでしょうね。
私が「動的平衡を止める=仕事を辞める」ことをしない限り・・・
しかし仕事を辞めると、私の家計の動的平衡が保てないし・・・

あ、ディズニーランドをホテルの部屋から眺めると、まさに動的平衡。

鴨長明風に言えば、

「行く客のながれは絶えずして、しかも本の客にあらず。
よどみに出現するキャラクターやパレードは、
かつ消えかつ現れて久しくとゞまることなし」


さ、子供たちが寝ている間に仕事しよう・・・
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by tobbyK | 2009-11-22 17:14 | 徒然