【JW】進行非小細胞肺癌の予後因子:好中球数


本日はちょっと時間がなく、アブストラクトしか読んでいませんが。
京都大学からの報告です。

Pretreatment neutrophil count as an independent prognostic factor in advanced non-small-cell lung cancer: An analysis of Japan Multinational Trial Organisation LC00-03
European Journal of Cancer, 03/10/09 in Press (京都大学)

Background
・進行非小細胞肺癌(NSCLC)は化学療法の適応。
・治療前の好中球数と予後について検討。

Materials and Methods
・対象:治療前のstageⅢB~ⅣのNSCLC患者388例
・検討項目:治療前の末梢血中の好中球・リンパ球・単球数、好中球/リンパ球比
        と、生存期間

Results
・様々な予後因子を調整し検討
 → 好中球数が高いと、
    予後不良(P = 0.0008)
    progression-free survivalも短い(P = 0.024)


・cut-off valueは4500/mm3 が最良であった
 → corrected hazard ratio, 1.67; 95%CI, 1.09–2.54

・生存期間中央値:
 好中球数<4500/mm3の症例(204例)…19.3 months (95%CI, 16.5–21.4)
 好中球数≧4500/mm3の症例(184例)…10.2 months (95%CI, 8.0–12.3)


Conclusion
・進行非小細胞肺癌において、治療前の末梢血好中球数は独立した予後因子である
・コストも低く、どこでも測定できるので、良い指標と思われる




・・・「そう言えば」という感じでしょうか。
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